
内装工事の期間はどのくらい?目安と短縮するコツを解説

オフィスや飲食店の新装・改修を検討する際、多くの方が気になるのが「内装工事にかかる期間」です。
「ネットで調べてみたけれど、自身のケースではどれくらいの期間がかかるか分からなかった」「営業スケジュールに影響しないか不安」
こんな疑問やご不安はありませんか?
内装工事の期間は、物件の用途・規模・工事内容によって大きく異なります。
本記事では、初心者の方にもわかりやすく、オフィス・飲食店それぞれの内装工事費用の期間や工期を短縮するコツを解説し、先述の不安や疑問を解消できればと存じます。
内装工事の期間を左右するポイント

内装工事にかかる期間は、単に工事の「作業時間」だけで決まるわけではありません。実は、実際に職人が現場に入る前の「準備段階」や「物件の条件」が工期に大きな影響を与えます。
具体的に、期間を左右する主なポイントは以下の通りです。
- 物件の状態
何もない状態から作る「スケルトン物件」は、床・壁・天井の基礎工事から始まるため期間が長くなります。一方、以前の設備が残っている「居抜き物件」であれば、大幅な工期短縮が可能です。 - 工事の規模と複雑さ
面積の広さはもちろんですが、「水回りの移動」や「電気容量の増設工事」が含まれるかどうかで期間は大きく変動します。 - 承認・申請にかかる時間
オフィスビルや商業施設の場合、ビル管理会社への工事申請や、消防署・保健所への各種届け出・検査に数週間単位の期間が必要になるケースがあります。 - 資材・設備の納期
特注の家具や、海外製の建材、特殊な厨房機器などを使用する場合、資材の入荷待ちによって工期が伸びることがあります。
内装工事を計画する際は、現場の作業期間だけでなく、こうした「目に見えない準備期間」をあらかじめ計算に入れておくことが重要です。
【結論】内装工事にかかる期間の目安

内装工事の工期は、一般的に「設計・打ち合わせ(1〜2ヶ月)」+「施工(2週間〜2ヶ月)」の合計で考える必要があります。ここでは、実際に現場で工事が行われる「施工期間」の目安を、規模別にまとめました。
オフィスの内装工事にかかる期間の目安
オフィス内装は、間仕切りの数や電気配線の複雑さによって変動しますが、比較的工期が読みやすいのが特徴です。
| 規模 | 工期(施工期間)の目安 |
|---|---|
| 小規模オフィス(~20坪) | 約2週間 〜 3週間 |
| 中規模オフィス(20~50坪) | 約3週間 〜 1ヶ月 |
| 大規模オフィス(50坪以上) | 約1ヶ月 〜 2ヶ月以上 |
※B工事(ビル指定業者による工事)が含まれる場合、調整のために上記よりさらに1〜2週間ほど余裕を見るのが安心です。
飲食店の内装工事にかかる期間の目安
飲食店は、厨房設備や給排水工事、ダクト工事など、専門性の高い複雑な工程が多いため、オフィスよりも工期が長くなる傾向があります。
| 規模 | 工期(施工期間)の目安 |
|---|---|
| 小規模店舗(~15坪) | 約3週間 〜 1ヶ月 |
| 中規模店舗(15~30坪) | 約1ヶ月 〜 1.5ヶ月 |
| 大規模店舗(30坪以上) | 約1.5ヶ月 〜 2.5ヶ月以上 |
特に、重飲食(ラーメン・焼肉など)の場合は、強力な排気設備や防水工事が必要となるため、カフェなどの軽飲食よりもプラス2週間程度の期間を見込んでおく必要があります。
内装工事の基本的な流れ

内装工事は、大きく分けると「着工前の準備」と「現場での施工」の2段階で進みます。それぞれのステップで必要な期間を理解しておくことが、計画的なオープンへの第一歩です。
オフィスにおける内装工事の流れ
オフィス工事は、デスク配置や会議室のレイアウトが確定した後の施工スピードは比較的早いですが、ITインフラの整備が重要なポイントになります。
- 現地調査・ヒアリング(1〜2週間)
- プランニング・設計・見積もり(2週間〜1ヶ月)
- ビル管理会社への申請・資材発注(1〜2週間)
※特に大規模ビルでは申請承認に時間がかかるケースがあります。 - 着工:床・壁・天井の基礎工事
- 設備工事(電気・LAN配線・空調)
※サーバー室の設置など、配線が複雑な場合は期間が伸びる傾向にあります。 - 仕上げ工事(クロス・床材貼り・家具搬入)
- 完了検査・引き渡し
飲食店における内装工事の流れ
飲食店は、目に見える装飾よりも「水・火・空気(給排水、ガス、ダクト)」のインフラ工事に最も時間がかかります。
- 現地調査・厨房設計(1〜2週間)
- 設計・デザイン確定・見積もり(3週間〜1ヶ月半)
- 保健所・消防署への事前相談(1週間)
- 着工:解体・墨出し
- インフラ工事(給排水・ガス・ダクト工事)
※床の防水工事やコンクリートの乾燥(養生)が必要な場合、ここで1週間以上の期間を要します。 - 木工事・仕上げ工事
- 保健所・消防署の立ち会い検査
- 引き渡し・開店準備
特に飲食店では、コンクリートが乾くのを待つ「養生期間」を無視して進めると、後に水漏れトラブル等の原因になります。こうした物理的な待ち時間が発生するため、オフィスよりも総工期が長くなるのが一般的です。
内装工事の期間を短縮するコツ

内装工事の期間を短縮するためには、単に「作業を急がせる」のではなく、「意思決定を早めること」と「手戻りをなくすこと」が最も効果的です。
内装工事の期間を短縮するコツ【オフィス編】
オフィス移転や改装では、入居日が決まっているケースが多いため、以下のポイントを意識してスムーズに進行させましょう。
- レイアウトを早期に確定させる
会議室の数や間仕切りの位置が決まらないと、電気や空調の設計図面が作成できません。プランニング段階での迷いを減らすことが、最短工期への一番の近道です。 - 既製品(カタログ品)を活用する
オーダーメイドの造作家具や海外取り寄せの建材は、納期に1ヶ月以上かかることもあります。国内在庫のある既製品をうまく組み合わせることで、納品待ちによるロスタイムを防げます。 - B工事の調整を先行して行う
ビル指定業者が行う「B工事」は、調整に時間がかかりがちです。内装会社とビル管理会社の三者協議を早めにセットし、並行して進められる作業を洗い出しましょう。
内装工事の期間を短縮するコツ【飲食店編】
飲食店は工程が多いため、事前の準備が不足すると一気にスケジュールが崩れます。以下の工夫で「待ち時間」を最小限に抑えましょう。
- 「居抜き物件」をベースに検討する
ゼロから作るスケルトンに対し、厨房設備や配管が活かせる居抜き物件を選べば、インフラ工事にかかる数週間を丸ごとカットできる場合があります。 - 保健所・消防署への事前相談を済ませる
設計の初期段階で図面を持って各行政機関へ事前相談に行きましょう。着工後に「この配置では許可が下りない」と修正が入るのが、最も工期を遅らせる要因になります。 - 厨房機器のリース・中古活用
新品の厨房機器は納期がかかる場合があります。在庫のある中古品やリース品を活用することで、引き渡し前のセッティングを早めることが可能です。
内装工事にかかる期間まとめ

内装工事にかかる期間は、オフィスであれば約2週間〜1ヶ月、飲食店であれば約3週間〜2ヶ月程度が一般的な目安です。
しかし、この期間はあくまで「現場での施工」にフォーカスしたものであり、実際にはその前段階である設計・打ち合わせや、各種申請の手続きに同等、あるいはそれ以上の時間が必要となります。
希望するオープン日に間に合わせるためには、以下の3点が非常に重要です。
- 物件の状態(スケルトン・居抜き)を早めに把握する
- レイアウトやデザインの意思決定をスムーズに行う
- 内装・設備・原状回復を一括で相談できるパートナーを選ぶ
特に、スケジュールがタイトな案件ほど、現場の状況を即座に判断できる「経験豊富な施工会社」との連携が欠かせません。
株式会社アクシスでは、千葉・東京・神奈川エリアを中心に、オフィスや店舗のスピード感を持った内装工事を数多く手掛けております。
「オープンまで時間がない」「このスケジュールで間に合うか不安」といったご相談も大歓迎です。プロの視点から、工期を最適化するための具体的なプランをご提案いたします。
内装工事の期間に関するお悩みや、お見積りのご依頼は、ぜひお気軽に弊社までお問い合わせください。
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